井岡一翔「はっきりと決着を」ニエテスと約3年半ぶりの再戦

井岡一翔

井岡一翔「はっきりと決着を」ニエテスと約3年半ぶりの再戦

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 

井岡一翔(王者・志成)vs ドニー・ニエテス(指名挑戦者・フィリピン)

日程:7月13日(水)

会場:大田区総合体育館

 

 

また、この日のアンダーカードには比嘉大吾選手(元WBC世界フライ級王者)と森武蔵選手(元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者)の再起戦、堤駿斗選手(アマチュア通算13冠)のデビュー戦の行われます。

 

 

 

両選手のプロフィール

 

井岡一翔(王者)

 

【アマチュア時代】

ボクシングを始めたのは中学1年生のとき。当時は叔父が所属していたグリーンツダジムに籍を置いていた。

中学3年生のときに叔父の井岡弘樹が設立した井岡ジムへ移籍しました。

 

興國高校在学中には、

2年生で選抜大会インターハイ晴れの国おかやま国体で優勝

3年生でも選抜大会・インターハイ・のじぎく兵庫国体で優勝

史上3人目の高校6冠を達成しました。

 

高校卒業後は東京農業大学に進学。

北京オリンピック出場を目指したものの、1年時の全日本アマチュアボクシング選手権大会の決勝で敗れ出場を逃しています。

大学では、秋田わか杉国体・チャレンジ!おおいた国体優勝しましたが、北京オリンピックという目標が消えたことを理由にプロ転向を決意。大学を2年生の途中で中退しました。

 

【プロ転向後】

プロデビューは2009年4月。ライトフライ級6回戦でトンタイレック・ポーウォラシン(タイ王国フライ級王者)と対戦し、3ラウンド・TKO勝利。白星デビューを飾りました。

2010年10月10日、日本ライトフライ級王座決定戦で瀬川正義(日本1位・横浜光)と対戦し10ラウンド・負傷TKO勝利。プロ6戦目で日本タイトルを獲得しました。

同年12月15日、世界挑戦に専念するため防衛戦はせずに日本王座を返上。

 

2011年2月11日、WBC世界ミニマムタイトルマッチでオーレイドン・シスサマーチャイ(王者・タイ)に挑戦し、左ボディブローで5ラウンド・TKO勝利

当時、国内最速記録となるプロ7戦目での世界王座獲得に成功。また、平成生まれの選手としては初の世界王者となりました。

 

2度の防衛成功後、

2012年6月20日、WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦八重樫東(WBA王者)と対戦。フルラウンドの激闘を3-0の判定で制し、プロ10戦目で世界王座の統一に成功しました。

※この試合は「年間最高試合」に選出されました。

 

ライトフライ級での2階級制覇を目指すため、両王座を返上。

 

 

2012年12月31日、WBA世界ライトフライ級王座決定戦でホセ・アルフレド・ロドリゲス(元WBA暫定王者・メキシコ)と対戦し、6ラウンド・TKO勝利

当時、日本人選手最速のプロ11戦目での2階級制覇を達成しました。

 

このライトフライ級王座は3度の防衛に成功

そして、フライ級での3階級制覇を目指すために王座返上。

 

2014年5月7日、IBF世界フライ級タイトルマッチアムナット・ルエンロン(王者・タイ)に挑戦。しかし、1-2の判定負けでプロ初黒星。世界最速のプロ15戦目での3階級制覇に失敗しました。

 

その後、ノンタイトル戦で2試合白星で飾り、

2015年4月22日、WBA世界フライ級タイトルマッチファン・カルロス・レベコ(王者・アルゼンチン)に挑戦し、2-0の判定勝利

当時、世界最速での3階級制覇を達成しました。

 

このフライ級王座は5度の防衛に成功

 

しかし、2017年12月31日に開いた記者会見で

「さらなる人生の目標を見つけたので、5度目の防衛戦の前に引退を決めました。次のステージに進むビジョンはできています」

電撃引退を表明しました。

 

【現役復帰】

引退から約7か月後の2018年7月20日、会見を開き、9月8日にアメリカで開催される「SUPER FLY3」現役復帰することを表明しました

同時に、トム・ローファーが率いる360プロモーションズと契約締結、所属先がパチンコ製造メーカーのSANKYOになることも併せて発表されました。

 

2018年9月8日、WBC世界スーパーフライ級シルバー王者のマックウィリアムズ・アローヨと対戦。3-0の判定勝利を収め、復帰戦を白星で飾るとともにWBCシルバー王座の獲得に成功しました。

 

2018年12月31日、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦ドニー・ニエテス(元3階級制覇王者)と対戦。しかし、1-2の判定負けでスーパーフライ級王座獲得と4階級制覇に失敗しました。

※勝ったニエテスはすぐに王座を返上

 

2019年6月19日、2年2か月ぶりの国内リング復帰戦となったWBO世界スーパーフライ級王座決定戦

アストン・パリクテ(WBO1位)と対戦し、10ラウンド・TKO勝利

スーパーフライ級王座獲得と同時に日本人男子初の4階級制覇を達成しました。

 

2020年12月31日、2度目の防衛戦で田中恒成(元世界3階級制覇王者でWBO1位)と対戦。「史上最高の日本人対決」とも呼ばれたこの一戦。世界最速の4階級制覇に挑んだ田中に対し、井岡は2度のダウンを奪い8ラウンド・TKOで完勝。2度目の防衛に成功しました

 

3度目の防衛戦も判定勝利でクリア

 

2021年11月25日、記者会見を開き12月31日にヘルウィン・アンカハス(IBF王者)と2団体王座統一戦を行うと発表しました

しかし、新型コロナウイルス・オミクロン株の急拡大で、政府が外国人の新規入国を禁止したことで、アンカハスが入国できなくなったことで王座統一戦が白紙になり、代わりに福永亮次(角海老宝石)と対戦することが発表されました

 

2021年12月31日、福永亮次(WBO6位)を相手に防衛戦を行い、3-0の判定勝利。4度目の防衛に成功しました。

 

 

ドニー・ニエテス(指名挑戦者)

 

もともとはALAジムのアシスタントとして勤務しており、アシスタントの実績が認められてフィリピンでプロデビューを果たしたという異色の経歴を持っています。

 

2004年5月にはフィリピンPBFライトフライ級王座を獲得。

その後はロシアをはじめとした東ヨーロッパ圏でキャリアを重ね、2006年11月にはWBOアジアパシフィック・ミニマム級王座を獲得しました。この王座は2度の防衛に成功しています。

 

2007年9月30日、WBO世界ミニマム級王座決定戦ポンサワン・ポープラムック(タイ)と対戦。

4ラウンドにはダウンを奪い、3-0の判定勝利。

自身初の世界王座獲得に成功しました。

 

2009年9月12日、3度目の防衛戦でマヌエル・バルガス(WBO暫定王者)と対戦。2-1の判定勝利で3度目の防衛に成功しました。

その後、4度目の防衛戦もクリアしWBOミニマム級王座を返上。

 

2011年10月8日、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチでラモン・ガルシア(王者)に挑戦。

3-0の判定勝利を収め、2階級制覇を達成しました。

 

2014年5月10日、4度目の防衛戦でモイセス・フェンテス(WBO暫定王者)対戦。9ラウンド・TKO勝利で4度目の防衛に成功リングマガジン王座にも認定されました。

 

2015年10月17日、8度目の防衛戦で念願のアメリカデビューカリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでファン・アレホ(WBO8位)と対戦。3-0の大差判定勝利を収め、8度目の防衛に成功しました。

 

このWBOライトフライ級王座には約5年間にわたり君臨。9度の防衛に成功後に返上しました。

 

2017年4月29日、IBF世界フライ級王座決定戦でエクタワン・クルンテープトンブリと対戦。

3-0の判定勝利を収め、3階級制覇を達成しました。

 

2018年2月24日に行われた初防衛戦。井岡とも対戦経験があるファン・カルロス・レベコ(IBF1位・元世界2階級制覇王者)と対戦し7ラウンド・KO勝利初防衛に成功しました

 

2か月後、IBFフライ級王座を返上。

 

2018年9月8日、井上尚弥の返上により空位となっていたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦アストン・パリクテ(WBO2位)と対戦。しかし、引き分け判定となったため王座獲得に失敗。王座は空位のままとなりました。

 

2018年12月31日、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦井岡一翔と対戦。

2-1の判定勝利で王座獲得、4階級制覇に成功しました。

※しかし、防衛戦をこなすことなく約2ヶ月後に返上

 

ニエテスは、所属するALAジムの閉鎖などもあり、井岡戦を最後に約2年3ヵ月もの間リングから離れることになりました。

 

2021年4月3日、久しぶりの試合でパブロ・カリージョに判定勝利

2021年10月、リチャード・シェイファーが設立した新興プロモート会社・プロベラムと契約を交わしました。

 

 

両選手のコメント

 

井岡一翔(王者)のコメント

 

望んでいたいた統一戦ではなく、指名試合になってしまいました。

しかし、相手は一度負けているニエテス選手となるので、どちらが真の4階級王者なのかをしっかりと証明したいです。

前回マカオで(ニエテスに)負けたところから始まって今の自分があります。前回の敗戦が自分の大きな原動力になっています。この試合に勝って過去の自分を超えたいです。

自分がこの階級で最強なんだと証明していくうえで(ニエテスは)避けては通れません。

一度拳を交えているので、実力はお互いにわかっていると思いますし、リスペクトの気持ちもあります。

しかし、前回の対戦から3年以上の時間が経っていますが、その過ごし方にはかなりの差があると思っています。その間に自分が経験してきたことや学んだことを信じて準備をすれば負けることはないと思っています。

はっきりと決着をつけたいです。

(井岡一翔)

 

 

ドニー・ニエテス(指名挑戦者)のコメント

 

今回の試合に向けて2月からトレーニングを始めました。

試合は3月になるとマネージャーから聞いていましたがWBOからの正式発表をずっと待っていました。

井岡との試合をずっと待ち望んでいました。

今はとても集中して練習に取り組めています。

必ず勝ってベルトを取り戻します。

(ドニー・ニエテス)

 

 

両選手の直近の試合

 

井岡一翔(王者)の直近の試合

 

2021年12月31日、福永亮次(WBO6位)を相手に防衛戦を行い、3-0の判定勝利4度目の防衛に成功しています。

 

ドニー・ニエテス(指名挑戦者)の直近の試合

 

2021年12月、河野公平(元WBA世界スーパーフライ級王者)との世界戦で引き分けた経験を持つノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)と対戦。結果は引き分けに終わっています。

 

まとめ

 

放送日時

 

7月13日(水)21:00~TBSで生中継されます。

 

 

締めの一言

 

けんくん
けんくん

<結果>3-0の判定で井岡一翔選手の勝利。

終始試合を支配し、ジャッジの1人はフルマークを付けるほどの大差判定勝利でした。

 

 

 

 

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